茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

何故致命的な病の研究が優先されるのだろう

 ものすごく体調が悪くて、頭がグルグルしてきたら、「どうしてがんの研究とかが一生懸命にされるんだろう」などという疑問が脳裏をよぎった。

 そりゃ当然、「死に至る確率が高い病」だからだ。ある病気によって、数多くの人が命の危険にさらされる。だから助けなければならない。

 だがしかし。
 ものすごく辛い状態で、ずっと生きている人がいるかもしれない。もしかして、がんの研究をしている何分の一のリソースをそちらにしばらくむけたら、一気に改善する何かが発明されたり考案されたりするかもしれない。

 まだ生きている人の、すでに病気にかかっている人の、状態を良くすること。死なないけど、80%や60%ですらない状態で、生きているような人たちの状態を改善する。

 治療によって治るもの、治療が終わっても治らないもの、治療がずっとつづくものなど、病気は様々だ。程度の差もある。ずっと「つらい」治療が続く場合や、ずっと「この薬さえ飲んでいればいい」場合(あるいはそう思いこんでいる)。

 死んだら何にもできないのだから、研究が優先されるのは当然!、かもしれないけど。なんというかなぁ…。