何を言っているかわからないが、世の中にはこんな商売がある。
ひとりで、ウェディングドレスきて、メイクして、写真を撮る。
どんだけサイコ…、いやもしかして、旦那さんはすでに亡き人とか悲しい話なの…、と思いきや、そんな重い話ではなく、
などなど、それなりの需要があるらしい。
既婚者だけど、と言う人で、旦那がいるのに一人で参加する人の事情は想像もつかないが、おおむねわからないでもない。白無垢は着たけど、白のウェディングドレスは着なかったので、もし大金持ちならば、着てみたいわぁと思ったりする。しかしそれ、茶番だなぁ、とも思う。
結婚式のメイクや衣装は、確かにかなり特別だ。意味ではなく、質や価格など、他のタイミングで、同じようなものを経験するタイミングはない。
でもできなくはない。メイクは美容院でそういうサービスもあるし、ウェディングドレスをレンタルするつもりで、ドレスを買いに行けば、かなり良いものが買える。
いやいや、そうじゃなくて、「白のウェディングドレス」が着たいのだよね? 気持ちは分かる。割り切ってお金払って体験できてしまう、その気持ちはわからないでもない。結婚式というのは、花嫁さんが主役で…。
結婚という圧力は減っても、ジェンダー的圧力は減ってない。恋人は要らないが、子供は欲しい。本能が種の保存を突きつけてくるのだろうか。だとしたら、生物学的圧力?
いつかひとりで結婚&妊娠の商売が流行る時代がくるのだろう。