少し前から鉄のフライパンが欲しくて逡巡していたが、ついに買った。柳宗理 鉄フライパン 【ファイバーライン加工】 22cm フタ付き
使い始めて十日ぐらい。ハンバーグ、野菜炒めはやってみた。餃子ステーキポークソテーチキンソテーは未だ、という状況だけど、使いやすくて、大きさがちょうどよくて、ぞくぞくわくわくしている。
いままではテフロンのフライパンは、20cmと25cmを使い分けていた。でもどうもなんだかうまくいかない。鉄のフライパンを使ってみたいが、とても重いと聞くし、そもそもあまり実物が売っていない、手にとって触れる商品がほとんどない。
柳宗理のフライパンは、普通の鉄のフライパンもあるけれど、ファイバーライン加工のほうは、鉄だけど軽くて扱いやすいという。どういうことだと首をかしげて、ネットで色々コメントを調べ、販売しているお店に行き、店頭で触ってみる、持ってみる。えぇいひとまず買ってみるか!、と買ってみた。同じタイミングで、油ひきと洗うためのブラシを買う。
「油ひき」という名称にたどりつくまでが一苦労だった。「油ひき」は「オイルさし」と一緒になっているものもあるけど、これもよくわからないので、一番オーソドックス(と自分がイメージしている)ものを近所で買った。そこに換えのブラシも売っているし。
フライパンブラシは、別にたわしでもよいらしいが、フライパンが熱いうちに手早く汚れをとるには、洗うほうの手が気持ち悪くならないことが、ズボラーには重要な動機ではないかと思い、買ってみた。下のリンクはフッ素加工用だが、ふつうのを買った。(色が違うなぁ…)要は、取っ手がついていることが重要である。
使用時には、ポットにお湯を準備しておこう(水道の温いのでも良いとおもう)
心がけていること。
- いきなり強火はNG。だんだん温めていく(でもフッ素加工より全然早いし温度は上がる)
- 使い終わったらすぐに洗うが、いきなり冷たい水にさらさず、ぬるめのお湯などでじゃじゃとやる。
- ブラシだけでは汚れが落ちないコゲなどの場合、強めのスポンジでガガガとこする。
- 洗ったら水気をふき、また火にかけてあっためて水気をとばす(水分とんだなー、ぐらいで良いので、カンカンに焼いたり温める必要はない。中火で10〜15数えるくらい。)
- 油ひきで油をひく
鉄のフライパンを購入するにいたった動機のひとつに、鋼の包丁を使い始めたということもあります。鋼の包丁はこまめに水気をふかないと「まじかっ」という速度で錆が発生する。一度やってしまって茶色いぷつぷつができたときはショックだった。しかし扱いになれたので、鉄のフライパンも大丈夫じゃね??と、購入してみた。
料理の味が変わるし、なによりも音が変わる。「じゅわ〜〜」という音を十二分に堪能できる。目的の一つが家で牛肉ステーキを焼く、なので、早くやってみたいのだが、現時点でも十分。ちょっと炒めるのも焦げ目がつくのがうれしい。うぅ!
しかし全然料理をしてなかったころの自分が使いこなせるかというと、いやぁ無理だわ、と思う。料理にそこそこ慣れてきたはずなのに、いまいちメシがぱっとしねぇぞ…?、という方には、鉄のフライパンをオススメ。
使い始めは、コンロとの接地面が滑るかんじがあったけど、何回か使っていたら大丈夫になってきた。