茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

キッチンペーパーの行方

 箱ティッシュ、トイレットペーパーは戻りつつあるようだが。リードとか油をとるやつはあるけど、ふつうのキッチンペーパーがやや劣勢。少し前に、紙製品が不足気味のときがあった。工場が台風で被災とか。ちかくのドラッグストアのなかには、ビニール袋など、見境なく品不足気味になっている店もあった。買いに来て、売ってなくて、他のものを買い物カゴに放り込んで帰ってるのかも。そこの店は周辺の他のドラッグストアとくらべても、品不足が激しくて、思わず買いあさってしまう雰囲気があきらかにある。

 キッチンペーパーは節約している。使いすぎだったのさ。生活するとゴミが出る。節約しても大量のゴミが出る。生きるとはゴミを出すことなのかと憂鬱に思うことは多い。

 キッチンペーパーなんて、いるのそれ?な人は多いだろう。エコに暮らしてる、とかじゃなくて、台所作業がいわゆるお母さんや主婦のように多くない人には、ピンとこないかもしれない。

 知られていないからこそ、名もなき家事が多いからこそ、キッチンペーパーが売りきれるのだ。衛生面や、手早く作業をする上では、キッチンペーパーの力は大きい。綿製品で補うには、多少いろいろ先行投資や技術や訓練がいる。普通よ簡単よという人や、勉強中だったころを忘れてるだけだ。

 薬ができなければ、この騒ぎはおさまらない。薬ができても、また違うウィルスができる。そういう長い時代になるのかもしれない。よけいにキッチンペーパーは使いたい人が増えるかも知れない。だが消毒や清潔は、家庭生活においては限りがある。病院ではない。どこらへんに着地するか難しいところだ。

 使い捨ての手袋も早く戻ってきてほしい。自宅の介護とかで使ってる人は少なくないと思う。

 いろんな生活がいろんなものに依存していることをひたすら認識にし直す日々。それは地味でむくわれにくく、小さなストレスがたまる。

 そのために、芸術やエンタメがある。自粛しちゃいかんよ、君たち。もっと働け、頭を使え、元気をふりまけ!