茶ぶろぐ

40代のライフスタイル@TOKYOブログ

おっさんずラブ 第四期

(敬称略)

おっさんずラブ』第四期が発表された。

土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』|テレビ朝日


 映画からずいぶんはやいが、映画が割り込み企画だったのかな。
 発表の日から、「ツイッターハッシュタグおっさんずラブで検索しては、ネガティブなツイートをはくアカウントを、ミュートもしくはブロックする」ということに時間を注ぎ込みすぎて、頭がおかしくなってきている。
 あなたもわたしも気が狂ってる。


「さびしい」はわかる。すごくさびしいと思う。
「はやすぎる」も、まあ、わかる。だが日本の流行り廃りの速度は異常なほどに上がっている。急ぐ気持ちもちょっとわかる。
「牧じゃなきゃいやだ」それは春田の台詞だ。あなたのではない。
「牧じゃなきゃいやだ」単発ドラマみた? 存在しってる?
「牧がいなくなる」(いなくなったのは主任だろうがよ?? 劇場版は別人だから、あれは連ドラの続編じゃねえからな??? 過激派)
「連ドラは単発より格が上」そんなあなたはどこの下?
「S2は見ません」わざわざ制作者側のいち個人にいう?? 人として大丈夫??
「コメディはいらない、日常をみたい」これはラブコメだし違うドラマと混ぜないで。


 こうまでも人は、身勝手に、己の欲望のままに、好きになったものを、手のひら返しでフルボッコにできるのか。
 人間の抱える闇をのぞき見て、ゾクゾクしている。
 ほとんどが、捨て垢で。きっとそのひとたちは、好き勝手ツイートしたことも、何もかもすぐに忘れるのだろう。そしてインザスカイがはじまったら、こっそり別のアカウントつくって、きゃあきゃあ騒ぐんでしょ? 誰にもわからないし誰にも迷惑かけはいし、別に問題ないよね?
 もしインザスカイが発表されなかったら、もっと変なファンが増えたかもしれない。ふるい落とされた分は、ちょうどいい。
 ブレイクとはバカに見つかることだという。俳優も作品もブレイクして、大量に頭のネジを飛ばしたがる人たちに発見されてしまった。人はときおり、自ら狂気を望むのかなとさえ思う。
 たしかにキャストが発表されるとき、ケントがあんなにできるとは思わなかった。美しい芝居を全開で出し惜しみせずにやってくれてありがたい。ドラマに、映画に、永久保存された。でもそれは代表作ではなくて、とてもすばらしい通過点の一つにすぎない。だからこそ、いい。
 タナカッケイの正念場はもう少し続いている。いままで本当に長いあいだ、いろんな役をこなしてきたから、これも乗り越えられる。どれくらいえらくなったら仕事を選べるようになるかわからんけど。選べる立場に本人がなりたいかどうかも、わからんけど。
 続編をするのにどんな裏が、いきさつが、思いがあるかとか、FCとか?にも入っていないので、知らない。
 田中圭はバラエティにでても面白い人だけど、やはり作品で評価すればいい。そして彼にはある意味失敗という文字はない。つねに与えられた条件のなかできっちり仕事するタイプだから。そういうところがいい。でも共演者との化学反応、春田と誰かのシーンはそれぞれ、劇場版でも素晴らしかったので、インザスカイでも期待する。(多くの共演者と短くても一対一のシーンがあるって、主役のお仕事だし、いい脚本だな)


 なぜ第四期かって?
 単発、連ドラ、劇場版、インザスカイ。
 ほら四回目だろう? 映画は連ドラの続編だなんてヲレはまったくみとめないからな。面白いけど辻褄あってねえじゃねええかあああんん???(主任推し過激派)。


 寅さんまでになるのは、勝手にほこらしい反面、やりすぎると危険なのでほどほどにしてあげてほしい。田中圭は他の仕事もやっているから大丈夫だとは思うけど。働き過ぎだけは、気をつけて。




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