洗濯機の買い換えは失敗中だが、エアコンの買い換えは成功した。後継機種を買うつもりが、なぜかあれこれ値引きされて値段が一緒なるというので、フラッグシップモデルの上から二番目になった。リビング用の畳数なので、ぶるぶるするほどの高額の買い物だ。そしてエアコンは単なる搬入でなく軽い工事なので、爆音もすごかった。耳栓いるぞ!
以下はいわゆる家電量販店で買うのを想定としている(他に買うところあるのかわからん)。また、かなり「体力が足りない人向け」でもある。
先にまとめの箇条書き
- 既存の家電の写真や周辺と、型番をスマホで撮影しておく。エアコンの場合は室外機も
- 部屋の掃除をして片付けて、経路と作業場所をあけておく。搬入当日はぞうきんや掃除機を用意しておく
- 搬入当日は、自分も余裕とエネルギーを確保しておく
以下、詳細の目次
買い換えにいく前にするべきこと
(A1)市場調査と予算設定
(A2)いま自宅に設置されているものについての確認
(A3)残高確認
(A4)土日の配送は混んでいる。有給をとる心づもりで
買い換えにいくときにすること
(B1)お店のカードとか
(B2)時間と体力に余裕をもって店に行く
(B3)店にいくのは平日の夕方から夜などをオススメ
配送設置の日までにすること、当日にすること
(C1)掃除する、カバーをかける(ブレーカー周りも)
(C2)早起き
(C3)ぞうきん、掃除機
(C4)時間と体力、エネルギーを用意しておく
(C5)晩ごはんを作る気力はきっとない
以下、本文。(長い)
買い換えにいく前にするべきこと
(A1)市場調査と予算設定
予算を決めてからいくより、いちど売り場にいってざっとながめて、予算を決めたほうがよい。
カタログもざくざくげっと。PDFより紙が見やすい。
かつ、欲しいものは、複数候補をあげておく。実際話をきいたら、NGとかいろいろあるかもしれないから
(A2)いま自宅に設置されているものについての確認
既存の家電の写真をとる。本体の左右と下から、寄りと引きあれこれ。許されるなら、どのような場所に設置されているか、周囲も少しわかるくらいも撮っておく。エアコンの場合は室外機も。後とか配管とか、なるべくぜんぶ(たくさんではなく、くまなく全部)
既存の家電の型番を調べる。撮影しておく。現在は便利なので、ネットでむかしのカタログなどを調べてもよい。
現在、家電は無意味無能な巨大化傾向にある。(家やベランダが広くなっているわけでもないのに、家電メーカーはどこも頭おかしいのか! なにさまのつもりだ!!)オーブントースターですらそうだ。だから、いまの設置場所の空間のサイズなどを、はかっておくのも多少大事。目安にしかならないけど。大物家電については最終的な判断は業者になるから。(トースターや電子レンジだと自分で判断しなければならないだろう。ドライヤーだって、それを買って置くところや片付けるところある?などの悲劇)
マンションやアパートなら、エレベータや搬入経路の確認も。引っ越してきたときに入れるならあまり気にしないけど。
(A3)残高確認
デビットカードで買うなら残高がすべて。
クレジットカードなら限度額と引き落としタイミングをかくにん。
厳禁なら持ち運びに気をつけて。うっかりなくすとかわりとよくあるはなし。
(A4)土日の配送は混んでいる。有給をとる心づもりで
エアコンはとくに、配送設置は、有給をとって平日に頼もう。ハイシーズンのエアコンなど、ガチでそれじゃないともう夏が終わる。そういうことで有給をとるのはまったくおかしくない。とれない会社はブラックだ、転職しよう。
買い換えにいくときにすること
(B1)お店のカードとか
ポイントが大きいので、もっていたらまあ、もっていこう。趣味の問題だけど
(B2)時間と体力に余裕をもって店に行く
たとえ店についたら即決でも、配送設置の打ち合わせはけっこう時間がかかる。エアコンはとくに、だと思う。エアコンはもはや設置作業でなく工事!。だから時間と体力に余裕を持っていく。店員さんはなかなか休む隙を与えてくれないが、それは店員さんは忙しいから。そのペースに巻き込まれると疲れし、何か判断をミスったりする。話のとちゅうでも、やばくなるまえに飲みものや食べ物を摂取しよう。
(B3)店にいくのは平日の夕方から夜などをオススメ
B2とこれを両立するのはある意味困難だが、タイミングをあやまると、家電量販店など激烈に混んでいて、ろくに店員さんと話ができなかったり、いちいち待って、異常に疲れることもある。だから平日の夜に行くのもオススメ。この時期にエアコン買わねばならない人など特に。土日でも夕方とか、少しでも時間をはずしたほうがいい。
配送設置の日までにすること、当日にすること
(C1)掃除する、カバーをかける(ブレーカー周りも)
無事に購入できたあと、ともかく掃除して、可能な限り最大減スペースを広げておく。エアコンは脚立を使うので、場所がいる。室外機の周りもひろく開けておく。掃除機や洗濯機の搬入には、搬入経路の確保がいる。とにかくぜんぶよけて隠しておく。そして掃除機をかけて綺麗にしておく。ふだん散らかっている人は、二、三日前から準備せよ。
もともとあった家電からほこりが出るし、エアコンなど壁に孔をあけたりすると細かいゴミが飛びちる。汚れたらいやなものには、布とかタオルとかかぶせておこう。作業スペースになるところにひいたりするものは業者さんが持参する。
家電別のブレーカーの入り切りがあるので、ブレーカーあたりも人が往き来できるようにしておく。何かを隠す場所にしてはいけない。
(C2)早起き
搬入時刻はその日の朝電話、ということが多い。たいてい8時から9時のあいだとかにかかってくる。だから早起きしなければならない。慣れていない人には、朝が苦手な人には、これだけでかなりの体力を消耗する。ごはんはちゃんと食べて備える。
(C3)ぞうきん、掃除機
既存の家電を動かすので、あやしいほこりがたくさんでる。次の設置のためにも、業者さんがつかえるように、ぞうきんや掃除機を用意しておくと良い。ぞうきんはそのまま捨ててもいい系もよいかも。
(C4)時間と体力、エネルギーを用意しておく
朝の電話待ちに続き、実際に業者さんが来る時間も待ちが発生する。それがけっこう体力を浪費する。すぐにとれる飲みもの、食べ物を用意して、随時摂取しよう
(C5)晩ごはんを作る気力はきっとない
作業時間はエアコンだとかなり長いし、大きいと時間がかかると思われる。連絡の電話とか、実際にくるのをまっていたりすると、一日がかりの作業だといっていい。かつ作業のひと、知らない人がずっと家にいるのになれていないひとには、めちゃくちゃ負担になる(エアコンだと暑いのもあってなおさら)。だから晩ごはんを作る気力体力は残っていないので、買っておく、買って来てもらう、買いにいく、外食にいく、出前など、とにかく楽をすることを考えよう。
まぁまぁ長く生きれば、住めば、買い替えやリフォームや住み替えなど、住居生活に関するミッションは避けられない。かつ老後のために貯金をしなくてはならない。だが老後のためだけに生きてるわけでもない。体は老いるのに、なれぬことをせねばならない。家電を買い換える趣味ならば慣れるのか? そんな金はねぇ!! ともかくいろいろ細かいストレスが貯まるけど、みんながんばろう! うまくいかないことがあってもあまり気にせず、失敗はなるべく些細なことですましておく。
せっかく購入記念にもらった、ぴちょんくんのガラスの風鈴、無事に設置できたのを記念して飾ろうとしたら、その愛らしい顔を確認する間もなく、床に落ちて木っ端微塵になった! きっとぴちょんくんが、なにかの災いを代わりに引き受けてくれたのだ。さめざめ。