茶ぶろぐ

40代のライフスタイル@TOKYOブログ

CHEMISTRYツアーWindy初日感想追加

 CHEMISTRY川畑要堂珍嘉邦によるテラ実力派イケメンボーカルデュオ) LIVE TOUR 2017-18「Windy」初日感想の続きというか、思い出したことなど蛇足など。もっと頭が悪い感想です。ネタバレもです。
 

 ヘンタイぽいかもしれないのでお好きな人以下どうぞ。

イヤモニ

 ともかく、冒頭からふたりとも、イヤモニの収まりが悪いようだった。音量とか音質とか、耳から入ってくるもののバランスがいまいちだったのかな? ふたりとも両耳にイヤモニがあるにはあるけど、ライブ中は片方だったり、たまに両方外してたり。曲によっては積極的に両耳つけている場合もあったけど、なんの違いだろう。(6列目の席だと、音的にはかなり厳しかったので、イヤモニがむずむずしていたとき全体の音がどうなっていたかはあまりわからない)

 それで、要さんが左耳をけっこうはずしていて、そのために、しょっちゅうイヤモニが迷子になっていた。反対側の肩にかかっていたり、背中に入って?いたり。だいたいスタッフさんがでてきてなおしていましたが、三度目ぐらいのとき、嘉邦さんが先に近づいて手を貸そうとした瞬間があって、(その前にも手を貸そうとしたけどそこまで要さんに接近していなかったのかな)その三度目ぐらいの瞬間は、まあ距離がそこまで大接近!だったかどうかわからない、距離感よりも、その近づき方が、雰囲気が、頭のなかでなにかが、

 バン!

と軽く炸裂する感じがした。(家でこどもに近づくときこんな感じかな、とか一瞬)
 ふたりのパーソナルスペース、どれくらいの距離なんだろう。って、そりゃ、いまなんかとくに、ツーカーどころじゃないほど親密とか一心同体、一蓮托生、ニコイチ完全運命共同体モードじゃないと、乗り切れない鬼スケジュールだとは思うけど。さ。
 嘉邦さんはソロやミュージカルの賜であろう、ステージ上でステージ上らしく振る舞うのがとてもよくて、ドヤの決め顔でとてもかっこよく歌うのだが、MCなど歌っていないときは、それがややオフになり、独特のラフな空気があって、それがあの彫像か!とつっこまざるをえない外見で繰り広げられるので、ある意味相反するような、そういうキャラクターが、親密性の高い空気感を相方に対しては発揮する瞬間を目撃できるのが、おいしい。にほんごおかしい。

ジェスチャー

 嘉邦さんが、舞台袖にむかって何か合図するのを、何度か見た。どれかの曲でとくに、キーボードの方角方向、上手を見ることが多くて、なにかトラブルだったのかよくわからない。上手の方にうったえる視線を向けながら何かジェスチャるするよら2回くらいあった。たしか二度目のほうが、手をぐるぐるぐるとして下にさげる的なことをしていて。

 その、横顔と手が、いいんですよ!

 で、そういう微妙な事態のときには顔がきりっとするけど、怖い感じにならないのは、こういうステージに立つ人としてはすごいなあーープロだわーーーとのんきに思った。

 ちなみに「いい手」といえば、イヤモニを気にしていて耳とか顔の近くに手をもってくるのは、ふたりとも最高美味しいアリガトウ。

グッズ紹介

 アンコールまさかの『最期の川』『Why』というしんみり聴かせる系の曲のあとに、グッズ紹介。ツアーTシャツではなく衣装のままなので全体的にシック。いったいどうなるのかと思ったら、しゃべりだしたらもう、いつものグッズ紹介よりだいぶおかしなことになっていてめちゃくちゃ楽しかった。

  • 客席に背をむけて、グッズをとりだしたりなんだりする
  • 通販番組をみているような錯覚におちいる。ふたりがやるなら買っちゃうかもよ。
  • めちがイヤーマフをブラサン風につける(かわいいものにかわいいもふもふかわいいに決まってる)
  • うずさんがぽけったぶるリュックを開いて背負う。あとからリュックにものをつめてまた背負う(あざといという部類に入らざるをえない)

 要さんがイヤーマフをつけるときお帽子とったのは、最大に良かった。ブラサン風装着について「かなめ的には正しい付け方だけど」的コメントを嘉邦さんがいってたのも、小さく頭がパン!でした。

 唯一の不満は、要さん、大きな黒い帽子だとどうしても顔があまり見えないかった。つま先からてっぺんまでの完璧すぎるトータルコーディネートだとは思うけど、せっかく御髪もかわいいので、MCのときはちょっとお帽子をとるとか、どうでしょうかーーー?!!

たわごと

 要さんはいつもかわいいのだけど、いやかっこいいはかっこいいのだけど、「かわいい」「天使」が面にでてきてしまう。全然中性的な雰囲気じゃないのに、むしろ筋トレマッチョ野郎なのに、むかしはあんなにゴツかったのに、何故だろう。
 嘉邦さんは見た瞬間にヴァアア?! 彫刻の天使?!(とみせかけて正体は秘密☆)。要さんはなんだ天使か(と一瞬通り過ぎかけて)生身の天使…生身の天使?!。みたいな感じです。


 デビュー頃からふり返るケミちゃんのライブの印象の変遷。

うまい、がんばってる、すごいがんばってる
→うまい、かっこいい、がんばってる
→うまい、かっこいい、がんばってる、かわいい
→うますぎる、かっこよすぎる、わけがわからない
→(永遠とも思える絶望的空白期間)
→うまいの当然、天使か天女の歌舞音曲


「ライブの時間が楽しすぎてあっという間だった」というライブも過去にはあった。今回は、すごすぎて「永遠に続くような感覚がした」。

 2時間半ずっときらきらくるくるしていて、音楽ときらめきとやさしさと曲毎に色や質感が異なるグルーヴ感(???)がずっと満ちていて、よくおとぎ話とかで主人公か不思議な世界につれていかれて夢のような歌と舞のおもてなしを受ける〜〜ってこんな感じかな〜〜〜、とまさに夢見心地だった。


 ふたりの歌とかバンドとか、舞台装置とか照明とか、チーム全体のちからによる、パフォーマンスだが、歌で、こうも歌歌歌歌歌で、ここまでのステージにするのは、自信と実力の表れでなくてなんだろう。ああ、すてき。

 neonのときも、「このひとたちすげえ…まじパネぇ…」と圧倒されたけど、今回はもっとすごかった。CHEMISTRYとしては活動再開したのついこの間なのに(いちねんまえ)どうしてこんなことできるんだろう。