ゲド戦記を読んでいたら、唐突にビリビリっときた。
- 船はどうやってすすむの?!
- 風がないときどうすんの?!
- 船はどうやって川をさかのぼるの?!
ゲド戦記には、Ⅲの話だけど、ガレー船みたいなのにとっつかまるエピソードがある。ガレー船はたくさんの人力が漕ぐ。ベン・ハーだっけ、古代ローマとか、そういうイメージありまするわ。忍たまにも水軍がでてくる。船の漕ぎ手がいる。恐怖心を克服できるまでは目隠しをするとかいう話がある。
いやしかし、帆だけで、スイ〜〜〜とすすむイメージあるじゃん。
大航海時代は、産業革命前じゃん、蒸気船の前じゃん。
どうやって世界を旅していたの? まさか風の吹く方向だけじゃ、反対側にいきたいとき、こまるよね。ヨットはいろんな方向にいくじゃん。
そうえば川はどうやってのぼるの?
三国志の冒頭で、劉備が待っていた船は、当然のように下りの船なのかい??
で。自分は小説のなかで、「大きめの川を帆船がゆったりと上流にむかっていく」という情景を想像していたのだけど、それ、どうやって動くんですか?!、と気づいた。
いろいろググった範囲では。ぐぐるのも大変だったけど。なぜならば、ふつうに「なぜ船が進むのか」などとぐぐろうものなら、現代の船の話が先に出てくるからだ。
結果、「ヨット」がどうやってすすむか、という話が、近い話のようだった。
「揚力」とか「抗力」とか、「鳥の翼や飛行機と同じ」とか「ジグザグ」とか「キール(竜骨)」とか。
物理苦手っ子の頭はパーンだが、ともかくも、ヨットは向かい風にむかって進むことも可能なのである。その揚力に気づいたのはざっくりアラブとかおそらく海洋圏がはやかったようだが、ちゃんと歴史書にでてくるのは、アラブらしい。日本は遅くて、けっきょく発見しなくて?、でも日本には一本櫂というものがあって、とか。日本の川は狭くて短くて?急流とか、各国事情もあるようですが、江戸時代のなんとか廻り船とか(超絶うろおぼえ)どうやって動いていたんだろう。追い風オンリーの帆船? だったのだろうか。もしや漕ぎ手がたくさんのっていたのか…それらはもう少し調べたらネットででてくるかもしれないけど。
中国のことをしりたかったけど、じぶんがぐぐった範囲ではわからなかった。
「昔の中国は、大きな川をどんな船で移動していたのか」っつーことをしりたいのだけど、現時点ではたどりついてない。
ぐーぐるで調べてもわからないことがでてくると、
ぐーぐるやぶれたり! と思うよね
思わないっすか