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いかにして忍たま乱太郎にはまったかそして誰が推しなのか

忍たま乱太郎 | NHKアニメワールド

忍たま乱太郎』とは、尼子 騒兵衛 「落第忍者乱太郎」を原作とするテレビアニメで、放送開始は1993年。自分は存在は知りつつも、ほとんど見る機会がなかった。だが気になってはいたので、映画版(『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』)がテレビで放送されたときは録画して観たりしていた。設定やほとんどのキャラクタの名前も知らず、見分けもつかない状態で「わはは〜おもしろいな〜〜」と観ていた。


 それが本格的に「ちょっとみてみるか」となったのは、ツイッターでのつぶやきのせいだ。あるとき、他のアニメの話題で、「関俊彦」さん、「初恋は土井先生」がタイムラインにあふれたのである…。関俊彦さんも、土井先生も把握はしていたが、そこまで…?、と不思議に思う。どうも少し下に、そういう世代がいるらしい。それでまあ撮ってみるかと、夕方の放送を録画しはじめた。最初は基本は子ども向けのアニメだよなあとのんきだったが、やはり声優さんがうまい。田中真弓さんのきり丸の豹変ぷりがまずくせになる。そして絵がかわいくてよく動いて面白い。

  • いろんな意味でストーリーの予想がつかない。
  • シュールなギャグや話がちょいちょいある

 レコーダーのHDを圧迫するので、基本は一度見たら消していたが、ちらほら消しにくいエピソードがでてきてしまう。なかでも最初に鈍く凄まじい衝撃を受けたのは、s25ep42(通算1995)「綾部喜八郎の災難」であった。綾部というキャラクターは石田彰さんが声をしているだけあってかわいらしいしなんとなく知っていたが、「おとし穴を掘りまくる」ということがこんなにシュールなストーリー展開になるとは。綾部の異質な性質を上回って混乱させてくるのが、「はちや三郎」という変身に長けたキャラクターである。このキャラクターはいつも別の同級生の扮装をしているので、最初観ていたときは双子かなと思っていた。いちども素顔をさらしていないという。彼がいろいろ後輩の綾部に揺さぶりをかけてくるのだが…。このエピソードは、基本はふたりで話が進むにもかかわらず、シチュエーションも出演する声の数も混乱の極みで、オチもすごい好き。アニメの利点が最大限に利用され、観ている者の認知にゆさぶりをかける傑作だった。


 そこらへんから視聴姿勢がやや前のめりにはなったが、基本はほのぼのの話題が多いので、ぼやーと流し見したりでそんなに真剣にはみていないけど、気づいたらはどうしたことかどっぷりじゃないか。


 きっかけはもう一つある。利吉という謎キャラだ。映画をみたときは分からないキャラが多すぎるうちの一人だったので、あまり気にしていなかったが、どうもやら、なんと顔が全然違うのに山田先生の息子だとわかってきた。利吉はみていたらすぐに人気があるというのが分かるキャラクターだった。物語のなかでも人気でファンからの人気も高い。だがその利吉を土井先生は上回るらしい。人気投票総合一位だって、え、そんなに??

  • 若くてお兄さんみたいな気さくで頼れるやさしい学校の先生(王道)
  • 実は忍者として超一流
  • 戦う武器はチョークと出席簿と黒板消し
  • 実は長身イケメン
  • 実が知略にも優れた知性派
  • なにやらほにゃららな過去の持ち主
  • 声が関俊彦さん


 利吉はスペック的にはかなり近いのだが、土井先生は加えて「過去がある」という。
 そういう設定に、弱い人、いるよね?
 くわえて関俊彦さんという引力は大きい。無意識下にすり込まれて抗えない。


 気づいたらはまっていてそれでどうしたかというと、小説もサンプルをDLして、結局買ってしまった。だって前回すでにどこかで一度サンプルをDLした形跡があったんだもん。
 その悶絶面白い小説の詳細はまたの機会にゆずるとして。


 忍たまは面白い。絵がかわいいし、声優さんが安心だし、ストーリーは奇想天外だし、子ども向けのギャグというより超越した次元だし、もう他のアニメではほとんどみられないアニメ的アクションシーンをみることができる(浮遊ものアクションとしてはアンパンマンの映画シリーズが白眉)。ただ、伝統的なアニメが好きなんです。しくしく。
 忍たまは加えて、キレたキャラクターがたくさんたくさんたくさんでてきて、なかなか大変。(劇場版で、喜三太のあれははじめてみたときは衝撃的だった…)


 テレビシリーズをみはじめたら、劇場版は広く浅くなるべくうまく数多く出演させていたということがわかってきた。最初にみたときはシュールなねたがおおいな〜ワハハハハ〜で話がよくわからなかったけど(??)、テレビのエピソードや劇場版も見直したりして、だんだんわかってきた。日本史に疎くて、戦国時代とかぜんぜん興味がなくて、忍者に萌えたこともないし、最初はキャラクターのほとんどがだれがだれやらなにがなにやらわからんかったし。それでも最初から面白い映画なのだけど。


 25年も続いているのは、さすがである。
 通算で2000話ぐらいある。


 さて広大な海に漕ぎ出でた気分だが、そう簡単に過去のものはみられない(え?)。まあまあいろいろあれこれサルベージしつつ、とりあえず土井先生が美味しいエピソードを漁りたいけど、そういうときに頼りになるのは、やはり、個人のブログ。pixivよりもブログなんだ、文字列検索できるブログなんだ。だから土井先生ファンの人、忍たまファンの人、キャラクター別オススメエピソード一覧とか、作って下さい。観ればみるほど、積み重ねて観てこそ楽しさが味わえるアニメだとわかってくるけども、25年といえども、いえだからこそ、地道な継続的啓蒙活動が大事です。


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 まさか原作までは読まないよね〜〜と思っているけど、おおむねKindleがあるらしくて危険。