茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

『シン・ゴジラ』で泣いたところ(ネタバレあり)

シン・ゴジラ』観た。
 ネタバレあり。

 概ねとてつもない興奮で楽しい面白い異常なテンションで観ていたのだが、涙がわいてきた箇所がいくつか。


ひとつめ:ゴジラの「焼き払え! なぎ払え!」
 もう脳裏にはクシャナさまのお声が響きわたり、まさに”世界で最も邪悪な一族の末裔”だわとは思いつつ、その後続くすさまじさに何だかもう自然とふわああぁと涙がでてきた。いわゆる泣けるシーン(たとえばgotgのグルートのあのシーンとか)ではないのに、絶望とか悲しみのような鈍い涙。見上げる矢口さんの表情もすごいよかった…。驚き、怒り、悲しみ、絶望、そして彼ならば次へ思いを巡らせていたかもしれない。(でもそのあと泉さんに「おちつけよ」とペットボトルを押しつけられていたので、冷静を装っても想いがパンパンだったに違いない。)


ふたつめ:矢口さんの演説
 これはわかりやすい感動的な場面でありますが。武器ではない武器をもって現場へ向かう人々へ矢口が演説する。泣けた。そのあとの突撃のあいだに、合間合間に、そこへ挑む人を思うが故の矢口の表情がはさまれるのも良かった。


みっつめ:おわりのほう
 邦画にしては長い長いクレジットを観ながらぼんやり涙していた気がする。巨大な墓標、希望と犠牲者に対する哀悼が伝わってきたのかもしれない。かつ、圧倒的な作品であることにも感動していた。すごいカントク!、すごい東宝!、かかわってくれたスタッフ、役者の皆さん、協力した海上保安庁や、自衛隊や自治体の皆さん! 協賛した企業も、みんなみんなありがとーーーう!!


 号泣とかじゃなくて、何がなんだかわからないけど涙がでた。


 語りたいことは多々あれど、熱量をじっと抱いていたい気持ちにもなる。



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いちまんえん…いちまんえんかーいちまんえん…