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脊髄反射でオブラート

chaoruko@HatenaBlog

語彙を増やしたくて俳句の勉強をしてみる

 どーも語彙がない。本当にない。筒井康隆の本を読んだらよけいにしみじみ感じた。どうしてこうも自分は知らないのか。どうしたら語彙が増えるのか。本を読む? たくさん読む? それだけでもない気がする。同じような言葉しかでてこない本ばかりを読んでいたら、語彙は増えない。どうしても自分が読みやすい本を選んでしまうから。
 名詞を増やせばいいのではないか、と最近思いつく。はてしかし、どうやって名詞を増やすか? 図鑑をみる? それも一つの手か。
 ラジオで俳人の方がゲストでしゃべっていた。ピース又吉さんの知り合いの誰か。いっしょに本をだしたひとかな? 名前をキャッチし損ねる。そういえば又吉さんも俳句をやっている。小説をかくためという動機ではないと思うが、そうだ俳句だ、歳時記だ。又吉さんが持ち歩いている歳時記って、何?
 文庫本で抜粋版の歳時記。いやいや、持ち歩くほどの予定はないので、分厚いやつでいい。どこにあるかとさがして、文学短歌俳句のコーナーへ。みつけた。ちいさい国語辞典ぐらい。
 歳時記は季語を説明した辞書である。季語は俳句において「季語だよ」と定められた言葉である。五千ぐらい??あるらしい。それぞれの言葉が、春夏秋冬新年の5シーズンのいずれかが決まっている。言葉の説明と、その言葉を実際に使用した俳句がいくつか掲載されている。俳句には季語を必ずいれなければならない。2016/07/29は夏だが、立秋がきたら秋になる。夏は5月からはじまるので、爽やかな季節と梅雨と暑い夏を含む。季語はそれなりにそれらに対応している。
 使用例の例文は、俳句は短いので、全文作者名とともにに表記されるのである。
 俳句の勉強の本も購入した。良し悪しはわからない。ど素人なので、いかにもわかりやすいのがいい。
 歳時記は楽しい。歳時記をめくっている間に、長い梅雨があけ、パカーンとした夏の空がやってきた。
 俳句には、どうしようもなく相容れない感覚もある。そもそも季語というものも、ここまで気候や気候の感じ方が変わってしまったり、地域差があったり、住まいがかわると、感覚として理解できないものも多い。文語と口語もモヤモヤ感がすごい。
 小説を書いたり読んだりするのは大変だが(!)、俳句は隙間で読んだり考えたりできる。集中力がない現代人にぴったり。ツイッターもフリースタイルラップも流行ってるし。時間がないけど言葉にふれたい、言葉を考えたい。そんな風に思っている人は少なくない。


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