茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

ベッキーはまた同じことをすると思った

 ツイッターのタイムラインでの関心は非常に低かったが、一人がベッキーだとツイートしてくれて、金スマにチャンネルを合わせた。中居しゃんとしゃべっていた。ほんの少しの会話で、腹が立って頭が煮えくりかえってチャンネルチェンジマン


「この人はまた同じことをする」と思った。反省はしていると思う。だが彼女のなかで誠実であろうとすればするほど、それは自分の気持ちにも従うことだから、またキラキラドキドキするような恋におぼれる。


 32才でこれは困難だ。あんな言動は二十歳前後なら許せるが、32才でこれはちょっと危険。十代のときに夢見る恋愛をできないとこうなってしまうのだろうか。ときめく漫画や物語を読む暇も、ドラマも映画を見る暇も、ずーっとずーっとなかったのかもしれない。


 私はベキ子ちゃんは好きだ。今回の件でここぞとばかり「前から嫌いだった」なんていうひとがいるけど、私は好きだ。今回のことで嫌いになったりしない。だが金スマをみたり、書き起こしをよむ限りでは、軌道修正するチャンスを逃しつつあるように見える。中居しゃんはテレビのなかで生きていくことを決意しているのだろうけど、ベキ子ちゃんを同じ道に引き込むのか。それはちょっと酷じゃなかろうか。それは救済なのだろうか。


 テレビのなかの論理、彼女自身のつたない誠実さ。そのままで生きて、だいじょうぶなんだろうか。
 そんなことは関係無く、お金を稼ぐ存在なのだろう。一般人には想像がつかない単位で、頭像がつかない額を稼ぎ出す。だから周囲は復帰させようとする。それについてがんばることが、正しいことだと思っている。それが正義であり、誠実さだと。


 テレビの箱のなかであやつり人形のように動き続け、しかし他の人にはそう簡単にはできない要領でスパスパ周囲を仕切る。ベキ子ちゃんと中居しゃんは似ている…。そうだよふたりは似ている!、結婚しちゃえよもう!、と短絡的思考が起動する。


 ベキ子ちゃんについては相手のゲス川谷さんが経済活動で数字をだしているが故にほとんど放置されている。
 いくら「アイドル」と「西洋系美形タレント」という枠組みにいるとはいえ、視聴者も制作者も、都合の悪いものを、押しつけすぎなのではなかろうか。


ベッキーの心のとびら
ベッキー
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