脊髄反射でオブラート

chaoruko@HatenaBlog

帰り道に猫が横切ってにらみあった

 備忘録を書いたことさえ忘れるけれどすぐ忘れるのでいま書く。


 はじめはカクヨムのオープンにあわせて書いていた。かなりぎりぎりまでそのつもりだった。一ヶ月前ぐらいから、急激に風向きが変わっていった。
 ネックになったのは10万文字。400で割れば250だけれど、実際に超えるには、300枚ぐらい書かなければならない。自分にとってはすごく長い。なぜ、そこまでハードルが高いのか? と気になって調べてみたら、ちょっとわかった気がした。違うのかなぁ、と思い始めた。
 もうひとつ罠にはまったのは、見せ方、読ませ方。章の区切り方とかで、はまってしまった。全面オープン前、カクヨムの読み手側の画面がわからない。わからないけど、デジタル機器で読んでもらうなら、それなりの章や節で割りたい。読みやすくしたい。どこで分割するか、タイトルはどうするかなどで、迷走がはじまってしまった。書くこと以外のところで悩んで、時間だけが過ぎていく。本末転倒ということではなかろうか。


 それじゃあもう、というわけで、他を探した。探したら、いろいろしっくりきた。もっとはやく、二十年ぐらい早く手をだしてみるべきだった。その頃に出会ってもわからなかった可能性は高いけど。


 書いているとき、なんどもクサクサウツウツした。

  • ともかくつまらない。つまらなさすぎてめまいがする。気持ち悪くなる。
  • こんなもの書く価値があるのか、意味があるのかと思う。
  • 嫌になって投げ出す。何度も投げ出す。
  • でもしばらくしたらもやもやとしてきて、書くことでしか解消しない何かがあることを感じてまた書く

 上記の繰り返し。強烈な自意識との対決とでも言うのだろうか。「あ、自分こんなこと書いてる恥ずかしいー!」なんてレベルじゃない。そんなツッコミができるならまだいい。


 けれども不思議なことに、まじめに書いていたら、「もののみかた」が変わってきた。どのように変わってくるのか、これまたうまくいえないけれど。

 その他重要なのは、提出できるかたちに「仕上げる」こと。誤字脱字誤変換をなるべくへらすこと、条件を満たしながら、読みやすいように印刷すること。印刷して、穴をあけて、紐で結ぶこと。梗概を書くこと(これが最後の盲点だった)。応募条件を何度も何度もよみかえして、もはや何が書いているかわからなくなってくる。


 なにはともあれ書き上げて、自分はある程度長さがないと、書きたいことが書けないのかな、と感じた。集中力も持久力もオンチなのになんてことだ。そして、あとは、半年くらいは忘れるしかなさそうだ。


 カクヨムの10万字というハードルは高くけわしく忌々しいほどだったが、結果的にはこの数字と、締め切りの日付があったから、ともかくただ埋めるように書いた。それでわかったりみえてきたことがあった。ありがとうカクヨム。最初のきっかけは、君だった、はてなだった。