良いものを見極めなくてはならない。自分が飽きないデザインや使用感、質感のものでなくてはならない。使いやすく実用的なばかりでなく、愛着がわくもの。
かなり勇気がいるし、知識と経験がいる。最初から良いものだけを集められるセンスの良い人間など、この世にはいない。
とちゅう、学習ほためのお金もいる。理想に出会うまでのあいだ、何を持って何を使うかの判断もいる。変なものをもっていては、洗練されない。よいものに出会えない。
世の東西のシンプルでよいものは、それなりの値段がする。質がよいこと、作り出す人の技術、購入後のメンテナンスも。
あせって買うことはない。時間をかけて集めていけばいい。学習することを怠ってはいけない。若い人はその時点で完璧を目指すだろうけど、それは途中であることを忘れてはいけない。ミニマリストはまさに生き方だ。