茶ぶろぐ

40代のライフスタイル@TOKYOブログ

ベッキー、ベッキーについてもう少し

 朝起きたらiPhoneTwitterをみる。そこに飛び込んできた我らがベッキーのニュース…! ではなく、タイムラインをつらーっとみて、今朝はビッグニュースはないな〜、とのそり起き上がり、みかんを数えお湯をあたため、テレビをつけて、ベッキーの記者会見…?、とぼんやりみていたら、大きな瞳に涙をうかべながら謝罪するベッキー


 ……あかん、あかんよベッキー
 ……「ベッキーー、アウトーー」ガキ使のアナウンスが脳内をよぎる


 何をどこまでやったかしらないが、うそをつけないひとなのだろう、彼女の表情が「アウト」を物語っていた。新婚ともよべる時期に、旅行とか実家とか。そうやって書いてしまうと、誰がみてもアウトだ。不倫ていうか、アウトだ。客観的にみたら、ベッキーはそれを非難する側の人だろう。だが一つずつ重ねてしまった。のだろうか。


 いやいや、ベッキーだって苦労してるんだぜ。ベッキーだからこその苦労だ。最近のタレントさんは、何かしら二刀流の人が多い。そんななかでベッキーは、明るさと快活さと健全さで、インテリと言うほどではないがおバカではない、ちゃんとしゃべれる路線も進んでいた。そして年を重ねてはや31歳。バラエティでは腹黒い側面もみせつつも、本質的には変わりきれない苦悩はみてとれた。音楽は売れない時代で、これといった副業もない。ベッキーベッキーで商売をする。「いつも明るく元気なベッキー」という看板は強固だ。
 関根麻里ちゃんみたいに(同じ年だ!)ブレイクしきる前に、堅実なレギュラーをつかみ、地道にキャリアを固めて、しかし笑いは常に失わず、そういう長生きコースをつかめればよかったが、ベッキーは華やかすぎて人気者すぎた。


 ベッキーはいいこだよ、悪い子じゃないよ、悪く言わないでよ。でも、半年ほど前に結婚した人とふたりきりでご飯なんて、それだけで、もうアウト。実家に行くなんてわけがわからんが、それは向こうの家族も巻き込む話でますます呆れる話である。


 誰が不倫を悪いことってきめたの? それは日本だから? 現代の日本だから?
 いやー…うーん…。


 相手の人は、バンドのボーカルらしい。変な名前つけるわねぇと年末年始に親戚が渋い顔をしていた。さっぱり知らないので、どうしてそんなやつにベッキー…!、とも言えない。


 だが、「明るく元気でまじめな女の子は、ヤンキーや芸術家に弱いのかな」とステレオタイプなことを思ってしまった。少女マンガか!!