茶ぶろぐ

40代のライフスタイル@TOKYOブログ

フジテレビの見た目の病

 嵐の二宮くん。年末はTBS、年始はフジテレビで主役。同じ人で豪華ドラマ対決となると、どちらがどう、というジャッジが出しやすくなる。私は赤めだかは半分ほどみて(録画してる)、坊ちゃんはチラチラみてやめた。ミッチーなど好きな俳優がたくさんがでていてもアカンもんはアカン。
 全部みないでジャッジするのは……、ではない。年末年始の豪華ドラマぐらい、どのシーンをみても、「お」と思わせなければだめである。赤めだかは狙いすぎなところはありつつも、「お」とひきつけられ、思わずみてしまった。おもしろかった。だが坊ちゃんは、だめだった。「お」ではなく「は?」である。
 フジテレビのドラマは、今回の作品に限らず、同じ病がある。マンガにたとえるなら、ストーリーは原作つきで間違いないはずなのに、絵は一応うまいのに、表情はとぼしく躍動感がなく、変なコマがあって、いらないコマがある、というような、悲しいマンガだ。

  • 期待したタイミングにも、意表をついたタイミングにも、見る絵がそこにない。
    • みたいときに役者の顔をうつさず、アップにしたら延々アップにしすぎている
    • 群像をうつすときのその場の空気感がゼロ
  • じっくりみせるというより、流れがなくて止まってる
  • 余計なものをつける(最後の現代の映像とか)
  • メイクや衣装が手抜きな感じがする。実際の素材は良いものかもしれないが、リアリティがなくうすっぺらくのっぺりしてみえるので、役者の魅力も殺される

 ニュースもバラエティも同様な欠点がある。光が多すぎるのか、使い方が悪いのか、キャストの顔色がみんなおかしいし、うすっぺらくけたたましいものにみえる。そこにいるすべての人の印象を悪くする。色味が悪いの? 光がおかしいの?
 どんな内容にしても、ぱっと見の印象が悪すぎるのだ。他のテレビ局にも、垢抜けないもの、ダサイデザイン、文言は、頭のおかしいことはたくさんある。だがフジテレビはぬきんでて悪い。何を主張するとか以前に、そこらへんをどうにかしないと、フジテレビは見られない。変な創意工夫はしなくていい。自分の頭で考えなくていい。まずは色や光について、基本を基礎から学びなおしてほしい。ハイビジョンがうまく使えていない感じもするので、新しい撮影技術についても、短所長所をまずは確認しなおそう。