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脊髄反射でオブラート

chaoruko@HatenaBlog

共感か解決か、男と女の意識の差というよりも

 ちまたでちょっと話題の
「女性が求めているものは共感であり解決ではないのだ」
という話。

 いやいやいや、違う、違う。それは違う。

 たまたま、ある人がある場合において、共感を求めていただけなのだ。
 レポートの途中でパソコンとんだら、本気で解決やレスキューを求める場合もあるし、男性でも、同じようなシチュエーションでも共感を得たいだけの場合もある。(解決方法はわかっているけどその前にちょっと誰かに話したいとか)

 だから、これをうのみにして、「話をきけばいいんだよね」と、のんきにかまえていたら、間違いなく痛い目にあう。

「〜〜な話をしてきたら、○○な応えが欲しいんでしょ?」というのは、親しい仲ほど地雷になる。友達でも、恋人でも、夫婦でも、親子でも。もっともこじれるのが親子きょうだいで、「〜〜な話なら××に決まってるじゃん!」みたいなことになると、数年が十数年の断絶になる。

 もちろん誰しも、ある集団に属している、ある関係性がなりたっている限りは、その範囲での、その期間での暗黙知は様々発生する。だが日々状態は変化するし、考え方も変わってくる。だから、知人や親しい人ほど、特に相手がトラブルを抱えたときは、一拍おいて冷静になって、話を聞かねばならないのだ。様々なそれまでの経験や思い込みがあって、なかなかフラットに話を聞くのは難しいけれども…。

 男性は解決を、女性は共感を重視する、という主語がざっくり大きな考え方は、とても危険である。生物学的事情以外で、男はこんなのだ、女はこんなのだ、なんて思い込みは、非モテ街道を爆走する助けにしかならない。

 ややこしいけど、必ずしも「女の悩みは解決しなくていい」というわけではない。もとのマンガは前後の文脈があるのかもしれないが、それを省いてそこだけ流布していくのは、危険だ。