茶ぶろぐ

40代のライフスタイル@TOKYOブログ

書評や映画評は難しい

 以前から分かっていたことだが、書評や映画評を書くのは難しい。世の中にはアマチュアでもよくできた評論がたくさんあるが、本当にどうやってそれらを書いているのかしら。

 おもしろい、たのしい、かっこいい、すごい。
 全部に「なんだか」「なんとなく」がつく。

「よくできた」文章は、読んでいてそれ自体が楽しいし、作品への、何らかの期待も抱かせる。面白い評だからといって、必ずしもその作品を手に取るきっかけになるとは限らないが、次の作品で手にとるとか、目についたときにみるとか、まちがいなく選択肢を決める影響を与える。積み重なっていく。

 インターネットの繁栄に、ブログは必ずしも繁栄していない。だがツイッターなどで、超短文になったものの、ある作品に対する評は、手軽に決定的に書かれている。なぜか、何の根拠もなく、赤の他人の評価を自分の評価にしたりする。