茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

『忍たま乱太郎/ドクタケ温泉の段』の感想

 先日アニメ25周年で再放送された、15周年の作品(2007年5月が初回放送)。15シリーズの途中。いまとはいろいろ違うらしい、自分のイメージしていた忍たまに近い作品。

  • 子どもたちが多くてかわいい(ドクたまたち!)
  • 変な老人がいっぱいでてくる
  • 話がのんきでめちゃくちゃでたのしい
  • 滝夜叉丸がとってもチャーミングであることがわかって困る
  • 利吉さんがまじ利吉さんで食べるシーンあたりちょっとやばい
  • 土井先生ときどきナゾのドヤ顔

 などなどが確認されたのでうれしい。
 数日後に放送された、25周年作品は、これをオマージュしているところもあって、それもいいなあと思った。
 作り方が、10分放送も検討されたらしいので、10分ごとにオチがはいる、テレビ版を連続でみた雰囲気になっている。
 最初のほうのスラップスティックなおいかけっことか、わりと好きなんだなあと知る。

 わたしのおぼつかない調査の範囲では、16シリーズからハイビジョンになったり、上級生もふーちゃーされるようになったらしいので、15シリーズはかわいらしい子どもアニメの最後の時期なのだろう。わりとこういうノリも好きなので再放送とか配信してくれたらいいのになと思うけど。
 変化が、いいとかわるいとかはなくて、原作を読むと、原作もそのように変化しているのだから、まあ自然なことなのかなと。アニメのほうは、オリジナルのシリーズとか作れるようになって、アイデアは増えたのかなあ。魔界之先生や花房牧之介がめちゃくちゃ世界でずっといてくれたらいいのかなと思う。(といいつつ小説めちゃくちゃ美味しいもぐもぐですけどまあ公式の二次創作みたいなもんよな…)


 20周年スペシャルの本編43分のDVDに、映像特典として48分のドクタケ温泉が入っているらしい。ややこしや。

DVD「忍たま乱太郎」20年スペシャルアニメ 忍術学園と謎の女 これは事件だよ~!の段
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72時間ホンネテレビの感想〜やはりSMAPはすごかった〜

 3連休のあいだに断続的に視聴。ときどきたまたまみるくらいだけど、5,6回はアクセスして、トータルの視聴時間も5,6時間だと思う。
 つくづく、SMAPはすごいし、キャイ〜ンのふたりも本当に面白いなと思った(もっと評価されるべき)。えびぞーとか辻ちゃんとか、たまたまみたときにでていた人もそうだけど。マチャアキもぱねえなと思ったし、森くんはかわいかったし、ゴローちゃんはシュールすぎるわと思った。
 なにがすごいかというと「生放送でだらだらしゃべっているだけなのに面白い」ということにつきる。シチュエーションは特別でない。お金はかかっているけど。抱腹絶倒というわけではないが、ながめているとなんだか楽しくて、時々わははと声をだして笑ってしまう。みんなそれぞれ好き勝手にしかし和やかに楽しい時間を継いでいく。とても、ずるずる、視聴してしまう。かいつまんでみたなかで、これはなかなか難易度高いと感じたのは、もしも結婚式だけだった。いや彼がやりたいというならいいさ、いいとも。


 生放送で、変な音(ナレーション、天の声、効果音、BGM)も文字が入らない。これもまた爽快で痛快。へんな編集が入らない。CMはけっこうかなり多いのに、CMまたぎ的なものが少ないから、ストレスが不思議なくらい少なかった。何回もあべまTVの若者向けのとんちきな番組のCMをみたけど、何故かイライラせず、スルーできた。ふつうのテレビで見るCMも、いらいらしなかった。
 いまの地上波の番組は、とにかく変な編集と変な音といらないじらしばかりで、CMはたいていイライラしているから、CMに広告をだしている企業と商品の好感度を下げているのだ。すばらしい逆効果。


 彼らはたのしいことをしゃべろうと思っているのではなく、たのしいことをしよう、見ている人にたのしんでもらおう、というスタンスでやっているのだろう。「自分たちが楽しくかつ見ている人や参加する人も楽しく」。そんな他愛のない、なんてことない(実際は高度だが)笑いを、どうしてテレビは続けられなくなったのだろう。
 テレビが静かなだらだら全部流す番組をつくれというわけではない。ただバラエティはもうテレビではできないのかもしれない。死んでいるのかも知れない。ドラマとか、ドキュメンタリーとか、コントとか、寄席をそのままもってくるような落語や漫才とか、綿密に準備して構成されて表現されるものを、びしっと見せる番組しか、もう生きられないのかも知れない。
 とはいえ、こんな番組はSMAPにしか、いまはいまの3人にしかできない。中居くんやキムタクは、テレビのプロトコルにしたがっている。
 そりゃ、つぎは、5人で(時々6人で)、こんな番組やってくれたら、面白いだろうなあと思いましたけど! いつかはやると信じてるけど。


 どういう人がゲストででて、でないというのがちょっと話題になっていたけど。
 でなかったものをナニソレと鼻で笑いたい気分は盛り盛りだが、でたことで「おっ」と好感度があがることのほうがだいじ。


 水曜どうでしょうとか思い出したけど、あれもいわゆる民放キー局のバラエティにくらべたら、かなりだらだらして、ナレーションもSEも少なくて、バラエティ的字幕的横文字はない。しゃべっていることをなぞる字幕のような文字は本当にうっとおしい。決定的瞬間は、ためは少なめで一気にみせて、幅をとってちゃんとリプライしたほうがいいのだ。地上波のバラエティは斬り刻んでその瞬間だけくり返すから、何がどうしてすごいのかすぐにわからなくなり、何も伝わらない、つくづく死んでいる。


 バラエティで「伝える」ってなんだろうってかんじだけど、楽しい時間が伝わるだろうか。「バラエティの手法」にがんじがらめになって、フォーマットに従って作っても、楽しい時間は生まれない。


 しょうじき、こういうテレビがみたかったんだよな、と、72時間テレビをみながら思っちゃってた。楽しかった頃のいいともとか、スマスマとか。


 年齢的なこともあるとは思うので、他の世代がみても面白かったかはわからないけど。
 ネットの世界でははじまったばかりだから楽しみだ。



この緑のジャケ写ダサイわほんと。
 

カクヨム更新あるいはオンラインで小説を書く際の危険

 カクヨムで更新しました。

城壁の門 月虹虫回顧録 - カクヨム



 これは一応さいごまで書いた書いている小説なので、カクヨムにのせるときにやることは「ルビ」をつけることである。本文をはりつけて「ぽち」「ぽち」ルビをつけていると、なんだかネットがおかしい…。ルータなのかWi-FiなのかSafariなのかMacなのか。
 どれもこころあたりがありすぎる。iPhoneからのWi-FiSafariはつながっているようなので、作業中の本文をこぴぺしてローカルにバックアップをとってMacを再起動。Macが壊れてたら意味ないけど。
 再起動したら一応無事だったけど。


 ルビをつける、ふりがなよみがなをつけるのは、わりと集中しないとだめな作業で、それをぶちっとかつハラハラドキドキにぶった切られる。
 なので、分割、こまめな保存は大事。オンラインにのせていたらそれはバックアップも兼ねられるよーなかんじもするけど。どうなんだろうねえ。
 いろんなところにリスクがある。


 ところで、カクヨムは本当に「読まれない」どころか「アクセスされない」。
 わかってるけどすさまじい。SFならまだマシなんだけど「異世界ファンタジー」なんて、誰もアクセスすらしない。量が多すぎるから、タイトルとキャッチコピーすら目にとまらない。そりゃそうだ。だって自分もそうだもの。


 なにかこう、マニアックなタグが欲しい。



 いまはこれしか買えないのかな。うちには何種類あるのだろう。。。

影との戦い―ゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)
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岩波書店
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『忍たま乱太郎』入門〜いまさらいまこそ初心者による初心者のための〜

 つい最近、何がきっかけかわからないけどいきなり忍たまにはまっているので、「夕方にやっている子ども向けのアニメでしょう?」で思考停止しているあなたに、あるいは「気になってはいるけど見ていない」あなたに、いかに、いまさら、いまこそ、忍たまにどうやってお近づきになるかをご紹介しましょう。


アニメの公式サイト
忍たま乱太郎 | NHKアニメワールド


 まずは観なければならぬということで、アニメの視聴についてまとめです

  • テレビシリーズ
  • 映画
  • 旧シリーズ
  • 配信
  • テレビシリーズの新作と再放送


 まずはともかくやることは録画予約をするです。平日毎日あるとはいえ、夕方の10分間。「毎日あるし」と思っていると、10分という短い番組なので、永遠に見逃します。即座に録画予約しましょう。
 録画したら、録画したものをどんどんみるようにしましょう。10分だし短いしとなめてかかっていると、一週間で5話50分で、あっというまにHDを圧迫します。最初はいろいろ深読みはせず、バックグラウンドミュージックのごとく、流し見しましょう。

 流し見はとても大事です。これ誰だろうとか、この話なんなの、とか、深く考えてはいけません。なぜならば、あなたがみはじめた回が、どんな話なのかは、まったくの運次第です。1話完結なのか、数話連続の途中なのか。誰がメインの話なのか。基本は1話完結ですが、数話続く話もあるのです。また、主役はおりますが、登場人物がとても多いので、主役がほとんどでてこない回もあるのです。だから最初は何がなんだかよくわからないかもしれません。細かいことは気にせず、ざざーと見ていきましょう。

 そして最近言われる話ですが、アニメ番組は3回はみろと。4回目から話が動き出すからと。
 途中からみはじめる忍たまも同様で、数話みたからといって、自分に合う合わないを判断してはいけません。1話が短いので、ざっと3週間は観ましょう。20話もみれば、確実に雷鳴と電光が落ちる回が必ずあります、あるいは、ゆるやかに依存症になります。


 とはいえ。

  • テレビのレギュラー放送の子ども向けアニメのクオリティなんてしれてるわ
  • 録画予約してみるほどでもないなあ
  • 3週間も4週間も時間をかけられるか

 なんて妙に恥じらうもとい尻込みもとい気が進まないあなたは、2011年の映画『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段本編80分、を観ましょう。


 おそらく、「なにがなんだかわからない」「登場人物多すぎる」「話があんがいややこしい」と圧倒されると思います。人が多すぎて、誰が誰やらわからない。でもまあ楽しいので、深いことは気にせず、何回か観ましょう。買ってもいいですけど、Amazon Primeでも観られます。(Huluはいまはやってない)
 80分にこれでもかと、歴史とノウハウと情熱が詰め込まれています。
 普通のアニメとしても傑作なのに、何故マイナーなのか。公開日が、2011年3月12日なのです…。大きな悲しい出来事はどうにもなりませんが、作品はびっくりするほどすごくいいので、みんなみて。


 そして、旧シリーズをいかにどうみるか問題です。DVDなど発売されておりますが、なかなか大人買いするわけにはいきません。

TVアニメ「忍たま乱太郎」DVD公式サイト

 DVDだけで独立したサイトがあるって…!
 このサイトによると、17シリーズから21シリーズはDVD販売があり(2017年は25シリーズ)、スペシャル版のDVDがあり、それ以前については、テーマ毎にぴっくあっぷした「せれくしょん」が有るようです。


 いまどきなら配信は…?


 というわけで、現時点(2017/11/01)なら、Amazon Primeがおすすめ。


 ところで、毎日平日やっているということは、一年で200回以上新作があるのか??? と驚かれるかもしれないが、実はそうではないようです。ここ数年は、毎年100回分ぐらいが新作で、他は再放送をやっているようです。なので、テレビシリーズをみていたら(録画していたら)、過去の放送もみることになります。

  • 4月から新作放送で、夏か秋までで、100話ぐらいで新作の放送は終わる
  • 旧作の再放送
  • 年によっては、秋、年明け1月、年度末の3月に、また数回から2週間ぐらいの新作放送がある
  • 年によっては、新作のスペシャルの放送がある


 2017年は、25周年ということで秋の新作が多めでスペシャルもありました。(え、終わったところ? おわったところですけども…)

 放送予定については、忍たま乱太郎 | NHKアニメワールドの「これからのほうそう」をみましょう。11/6からは、20シリーズの68話から再放送がはじまるようです。


 どこから観てもいいので、新作だろうが過去だろうがあんまり関係ありません。もう登場人物は多すぎて混沌として全部把握など無理なので、ともかくなんとなーくみてシュールな世界になれていきましょう。
 そう、シュールなのです。室町時代??学園もの??忍者??ギャグがもはや独自の道をいきすぎていて、子ども向けとかそういう世界ではありません。etvぽいもの(そもそもetvが前衛的だが)は、たまーにしかありません。ほのぼのはあれど説教はほとんどないので、とても楽しいです。


 さあ、いまさら、いまこそ、初恋を土井先生に奪われた人はいま再び、放送がはじまったころにはとっくに土井先生より年上だという大人のあなたも、ご一緒に。


 スペシャルや映画は確かに見応えがありますが、それらは日々のエピソードの積み重ねの結果です。傑作回といわれているものだけみても(土井先生ときり丸とか)、なにがどういいのかはわかりません。エピソードも人物も、制作時期も様々なので、気軽にみて自分の好きなところに出会いましょう。